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artist residence in otaru

vacation/ workation

art as life

再生”をテーマに築60年の古い木造民家を3年かけて”リノベーションしました。

できるだけ元の素材はそのまま、改築の途中で出る古材は捨てることなく他の形で生まれ変わらせる工夫もしました。

木でできているので、釘が打てます。吹き抜けを作るのもノコギリでできます。壁は漆喰でできています。昔の腕のいい左官屋さんの仕事です。一階のギャラリーと陶芸スペースは元々独立した部屋でしたが、仕切りの壁を抜いて気持ちの良いスペースができました。抜いた漆喰壁はカフェのテーブルとして新たな居場所を見つけました。割れた箇所は金継ぎし”キンツギテーブル”にました。テーブルの足は改築の途中で出てきた廃材です。壁は和紙を塗り、壁紙にしました。

古い木造はいくら直しても少し隙間風は入ります。長年立ち続けて土地と共に変化した建物は建て付けが悪いかもしれません。

雨の音がちゃんとします。窓をガタガタさせるので風が強いとわかります。天気は家の中にいてもわかります。

雪が降れば雪かきをしないとなりません。あなたがその気なら雪かきは楽しめるアクティビティーになります。

60年前に現在のNORTHLY が建てられた時に比べて現代の家は随分と快適な空間となりました。気密性も高くて、室温はいつも快適です。人間の生き物としての全体性を考えた時、過度な居心地の良い生活は魂を劣化させているかもしれません。

あなたの魂を”外”に連れ出しましょう。アートの目的がそうであるように、時には驚きを通して、閉ざれた快適から、不都合ではあるが開放された世界で繋がりたい。keep going.

AIRO

AIRO

アーティスト
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